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2001/11/24(土) 恩寵園シンポジウムに寄せて

 意見書の作成のためにSTOPの過去ログを見ていたら、2001年11月24日(土)の恩寵園シンポのあとで、Edwardが書いた言葉が出てきました。

施設でなぐられて育つことは
虐待を受けて育つことは
性的に不適切な扱いを受けることは
職員から無視されて育つことは
確実に子どもをこわしていきます

子どもは信頼できる大人のもとで
安全に 安心して育つことが必要です
日本の養護施設には 子どもが安心できる
施設はあるのでしょうか

養護施設に関わる全ての大人に問いたいです
ご自分は その養護施設で育ちたいですか?
親がいなかったとしたら どこで育ちたいですか?
集団の中の一人として扱われる施設ですか?
血はつながっていないが 一人の子どもとして大切に扱ってくれる里親ですか?

私たち施設出身者は まともに育ててもらっていないのに
なぐられ 無視され 不適切な育てられ方をしているのに
社会に出たら 家庭で大切に育てられた人と同じように
まともに働き 家庭生活を営むことを求められます

最近の調査では 刑務所や少年院に入っている人の大多数が
子どもの頃、虐待を受けていることがわかっています
虐待を受けた人が全員犯罪者になるわけではありません
しかし 社会に害をなす犯罪者を作り出しているのは
子どもたちへの虐待を見逃し 見ぬふりをしている社会です

子どもは 家庭でも 里親家庭でも グループホームでも
大切に愛されて育てば 犯罪者にはなりません
社会の役に立つ りっぱな納税者となります
この意味で虐待を見のがす社会は
子どもを正しく育てない社会は 
自ら社会に害なす者を作り出していると知るべきでしょう

子育てをするとき 私たちは 自分の育てられ方に向きあうことになります
子どもをなぐらずに育てることは なぐられて育った
自分の過去を否定することになります
子どもに正しい関わり方をすることは
不適切な関わりを受けた自分の過去を否定することです

なぜならば 自分の過去を肯定するとすれば 
子どもをなぐって育てることになりますから
私たちは 自分の過去を否定しなければ 子どもを正しく育てられません
自分の子育てが 自分を否定することになる
そんな悲しい現実があります

子どもを虐待する大人たちは 子どもの未来までも虐待していると知るべきでしょう

子どもが施設に入るということは
親を失うことだけではなく
住みなれた地域を失い
学校を失い
心の拠りどころを失うことです

親が育てられない子どもには 里親家庭など
心から信頼できる大人が必要です
その大人との関わりの中で 大人との信頼 社会への信頼を育みます
これからの児童養護とは 子ども一人一人に
心から信頼でき 安心できる 大人を与えることです
今の養護施設には それができるのでしょうか

                       by エドワード

コメント一覧

by マーサ URL

私は現在44歳の男性です。生後1年未満から17歳まで施設生活をしていましたが、17歳で父親に引き取られ、姉と3人生活をしていましたが、やはり(?)父親とうまく合わず、18歳の時、50万円程をため、家出しました。確かに、その時、お金はありましたが、保証人の件で苦労しましたが、最終的には姉に相談し、保証人になってもらいました。
アルバイトの件ですが、これについては、私はこの当時から(施設育ち)をさほど強く認識したことは無く、自らのアイデンティティーを相手の企業にぶつける事により、面接で即採用される事が多かったです。
施設にいる間、皆さん、相手の気持ちを忖度したり、理解したりして、自らが有利になる様に図った事はありませんか。その事を社会に出て、特に面接の時などに使ってみて下さい。経験者から言わせて頂きますと、皆さんは、家庭の人がこれから社会に出て学ぶ事を、既に学び終わっているのです。男子なんて、私の場合同級が6人いましたから、ナンバー1は決まっているとして、その次の順位を獲得するために、日々、皆策を労していました。そのためには、誰にどう接近するかとか、子供ながらに色々と考えていました。皆さん、家庭の人が集団生活をする時と言うのは、せいぜい修学旅行程度でしよう。でも、皆さんは、私などは17年間、集団生活ですから、コミュニケーションの濃さが違います。これは社会に出ての大きな武器となります。実際特に苦労せずに社会生活を営んできた私が言うのでから。
それと、目標を持って生活する事をお勧めします。
私は(30歳までにマンションか家を買う事)を目標として、生きてきました。おかげさまで30歳でローンながらマンションを買う事が出来ました。姉2人は(結構して子供を沢山作り、幸せな家庭を)と言う目標で、現在では、長女は2人の女の子を、次女は女の子1人男の子3人を、立派に育てあげました。
これから就職する人、これから結婚する人、施設育ちならではの強みを再度認識して、頑張って下さい。
(施設の子は愛を知らない)(施設の子は人の気持ちが分からない)、とんでも無い、反対です。施設の(お母様)から十分な愛は頂いているはず、子供同士で生活するにあって、人の気持ちが十分に分かっているはずです。
それと、(施設育ち)と言うだけで、(かわいそう)とか(不幸)とか、言う認識がまだあるようですが、とんでも無い、私は(光の園白菊寮)で育った事を誇りに思っています。

マーサの時事日記より。

2007年05月13日(日)20時16分 編集・削除

by Edward

アジャセさん、初めまして。
なにか、Edwardと連絡を取る必要があるのでしょうか?

 Edwardの側にはありませんが…。施設育ちだというだけでは、会う理由にはならないでしょう。施設内虐待の防止や里親制度の推進のための活動であるならば、十分に会う理由にはなりますが…

 ちなみに、Edwardは、以下の集会に参加する予定でいます。
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普恵園廃園に関する緊急集会のご案内 投稿者:緊急集会実行委員会 投稿日:2007/10/03(Wed) 09:27 No.8114
普恵園の存続を求める緊急集会
~子どもの達の生活の場を守るために~

10月13日(土)午後2時から
場所:宇都宮大学教育学部F棟2104教室
どなたでも自由に参加ください

経過報告、普恵園現場の声、問題提起、意見交換等予定しています。
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宇都宮大学へのアクセス - Edward 2007/10/03(Wed) 17:31 No.8120
宇都宮大学 アクセス・マップ
http://www.utsunomiya-u.ac.jp/map/index.html

2007年10月12日(金)01時41分 編集・削除

by アジャセ

お忙しい中、申し訳ありません。

がんばれ!養護施設出身者
内の体験募集がメールリンクになっていましたが
切れていました。

現在の私では、活動に参加するにも、監督官庁へ個人の意見を述べるくらいしかできません。
継続した活動、移動を伴う活動は無理です。
会いたいのではなく、ご連絡を取りたかったのです。

がんばれ!養護施設出身者 サイトの管理、責任者が、Edward氏と推測し、コメントしました。

すでに活動停止、責任者の認識間違い、などでしたら申し訳ありません。
また、このような問題山積の時期に私信のような
コメントにも対応していただき、ありがとうございます。

施設育ちだというだけで積極関与を試みたわけではない事は、ご理解ください。

2007年10月12日(金)15時53分 編集・削除

by Edward Eメール

古いメアドで失礼しました。

edward@yogo-shisetsu.info

 体験記の方は、現在、手をつけていません。やるべき課題が多くて、手が回らない状況です。

 メールをもらっても、どこまで対応できるか不明です。

2007年10月13日(土)00時55分 編集・削除

by アジャセ

お手数を、おかけしました。
ありがとうございます。
栃木の児童育児行政は3年前と変わりなければ、あまり良い状況ではないようですが
皆様の活動で、少しでも良い方向へ向かう事を
信じます。

普恵園の存続を求める緊急集会
~子どもの達の生活の場を守るために~
の経過報告、普恵園現場の声、問題提起
から、自分にできる事をします。

2007年10月13日(土)02時26分 編集・削除